
床と天井で、住み心地は9割決まる ~ 知らないと損するマンション構造の話 ~│埼玉県吉川市RExST(リクスト)
2026.02.06
- リフォームの豆知識
目次
1. マンションの「床構造」
2. 直床・二重床・根太組床のリアルな違い
3. 天井高はなぜバラバラ?築年数との関係
4. 天井高で決まる、できるリフォーム・できないリフォーム
5. 図面より「体感」が大事。リフォーム屋の本音
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① マンションの「床構造」

マンションの住み心地って、間取りや設備よりも
**「床と天井」**で決まることが多い、という話をすると驚かれます。
「床はフローリング、天井は白い板」
見た目はどれも同じ。でも実はその下の構造は物件ごとに全然違います。
代表的なのが
• 直床(直張り)
• 二重床
• そして少し古いマンションに多い 根太組床
この違いで
• 音の響き方
• 足触り(フワフワ・硬い)
• 将来のリフォームの自由度
が大きく変わります。
特に最近多い相談が
「二重床って聞いてたのに、意外とうるさい」
「直床なのに、思ったより硬い」
という“体感のズレ”。
これは構造の理解不足が原因なことがほとんど。
RExST(リクスト)では、埼玉県吉川市を中心にマンションリフォームを多く手がけていますが、
図面と実際の床が一致しないケースも正直よくあります。
この記事では
✔ 床と天井の構造の違い
✔ 築年数との関係
✔ リフォームでできること・できないこと
を、なるべく専門用語を使わずに解説していきます。
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② 直床・二重床・根太組床のリアルな違い
まずは床から。
■ 直床(直張り)
コンクリートの上に、クッション付きフローリングを直接貼る構造。
• 天井が高くなりやすい
• コストは抑えめ
• でも**フワフワ感(L45クッション)**が出やすい
歩いたときの
「フワッ」
という感覚、これが直床の特徴です。
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■ 二重床
コンクリートの上に支持脚を立てて、床を浮かせる構造。
• 遮音性は理論上有利
• 配管・配線の自由度が高い
• ただし太鼓現象が起きると低音が響く
「ドスン」「ボーン…」という音は、二重床特有のケースもあります。
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■ 根太組床(昔のマンションに多い)
実はこれ、最近あまり知られていません。
木の根太(角材)を並べ、その上に合板+フローリング。
• 床の上がりは30〜60mm程度
• クッション材がない
• 硬くてコツコツした歩行感
直床ほどフワフワせず、二重床ほど床も高くない。
「なんか中間っぽい床」は、これの可能性が高いです。
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③ 天井高はなぜバラバラ?築年数との関係
天井高は、築年数でかなり傾向があります。
• 1980年代以前:2.2〜2.3m台
• 1990年代:2.3〜2.4m
• 2000年代以降:2.4〜2.5m以上
なぜか?
答えは階高(かいだか)。
床から上階床までの構造的な高さです。
昔のマンションは
• スラブ(床コンクリート)が薄い
• 設備スペースも最小限
その分、居室の天井高を確保していました。
最近のマンションは
• スラブ厚200mm以上
• 二重床・二重天井が標準
結果として、階高は上がったが、天井高はそこまで変わらないという逆転現象も起きています。
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④ 天井高で決まる、できるリフォーム・できないリフォーム

ここが一番大事。
■ 天井高が低め(〜2.3m)
• 二重床の新設:かなり厳しい
• 二重天井追加:圧迫感が出やすい
この場合は
✔ 直床のまま性能を上げる
✔ 天井は直天井で照明計画を工夫
が現実的。
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■ 天井高に余裕がある(2.5m以上)
• 二重床・二重天井の選択肢が広がる
• 防音・配線の自由度アップ
「何でもできそう」に見えても、
梁・配管・管理規約は必ず確認が必要です。
RExSTでは、現地調査時に
「この天井高なら、どこまで下げられるか」
を必ずチェックします。
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⑤ 図面より「体感」が大事。リフォーム屋の本音
最後に、本音を。
図面に
「二重床」「L45」
と書いてあっても、住み心地は別物です。
実際に大事なのは
• 歩いたときの音
• 振動の伝わり方
• 部屋全体の響き
だからRExSTでは
「内覧時は必ず歩いてください」
とお伝えしています。
床と天井は、完成してしまうと簡単に変えられません。
だからこそ、構造を知ってからリフォームを考える。
埼玉県吉川市で
マンションリフォーム・床や天井の改修を検討中なら、
「この構造、どう思います?」
そんな相談からでも大歓迎です。
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